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令和5年度実績と累計報告REPORTS

NPO法人尾州人材育成機構が運営する「尾州・テキスタイル・カレッジ」の令和5年度の受講者の実績がまとまりましたので、ご報告致します。
令和5年度は、6回開講し、受講者総数は93名でした。これにより平成14年の開講以来、受講者の延べ総数は3,895名となりました。

令和5年度の特徴は下記の点です。
令和5年は、5月に新型コロナウィルス感染症が2類から5類に移行され、また10月からは新しくインボイス制度が施行されました。ロシアのウクライナ侵攻が続く中、中東ではイスラエルとパレスチナハマスとの紛争が激化、戦争が勃発し泥沼化の状況にあります。日本国内でも長引く円安の中、石油価格の高騰が要因の物価高が人々の生活を脅かしています。

一方明るいニュースでは、3月に開催されたWBCでの日本の優勝、それに続く米大リーガーでの大谷翔平氏のホームラン王とMVP獲得というビッグニュースがあり、また経済界でも、米国経済の好調を受け日本の株価も高騰し、令和6年3月にはダウ平均が40,000円を超え史上最高値を更新しています。また、百貨店業界でも衣料品販売が24か月連続の売り上げ増となっています。
しかしながら、令和6年元日に起こった能登半島地震、1月2日の日航機と海上自衛隊機の衝突事故など、令和6年は年初から波乱のスタートとなっています。

そうした環境の下、尾州人材育成機構としては尾州・テキスタイル・カレッジで、定期講座3回、特別講座3回を開講致しました。今年度よりケケン様による新規講座もカリキュラムに組み入れ、好評を博しています。会員企業並びに受験生を派遣して下さった企業各位には心より感謝申し上げています。
令和6年度につきましても、繊維業界各企業の社員教育の一助となるよう研鑽を積み、受講生の勧誘と尾州・テキスタイル・カレッジの運営に尽力して参ります。

平成14年度よりスタートした尾州・テキスタイル・カレッジの受講生の22年にわたる受講生の累計データは以下の通りです。

1-業種別の実績では、「アパレル」が552名(14,2%)で、「商社・コンバーター」が600名(15,4%)、「百貨店・量販店・専門店」1,579名(40,5%)でした。商社・コンバーターでは、例年新入社員研修などを尾州・テキスタイル・カレッジで行ってもらっています。一方、繊維製品の検査機関の受講も多くなっていて、5団体から312名(8.0%)が受講してくれています。

2-地区別では、名岐地区(名古屋・岐阜)からが1,461名(39.5%)、東京地区は1,789名(48.3%)、京阪神地区は335名(9.0%)などです。

3-「尾州・テキスタイル・カレッジ」は、紡績・職布・編み・染色整理といった技術面を中心に素材知識を学び、「オリジナルな商品づくり」を志向しています。令和5年も尾州各企業のご協力で、充実した工場見学が出来ました。

年度別推移

回数 開催年度 開講数
(回)
受講者数
(名)
備考
1 平成14年
(2002年)
8 98 第1回開講
2 平成15年
(2003年)
11 131  
3 平成16年
(2004年)
12 184  
4 平成17年
(2005年)
13 157  
5 平成18年
(2006年)
14 209 NPO法人設立
6 平成19年
(2007年)
17 263 延べ受講者
1,000名超
7 平成20年
(2008年)
19 226  
8 平成21年
(2009年)
15 346  
9 平成22年
(2010年)
15 228  
10 平成23年
(2011年)
15 271 延べ受講者
2,000名超
11 平成24年
(2012年)
9 190  
12 平成25年
(2013年)
9 205  
13 平成26年
(2014年)
15 265  
14 平成27年
(2015年)
7 165  
15 平成28年
(2016年)
7 152 延べ受講者
3,000名超
16 平成29年
(2017年)
7 160  
17 平成30年
(2018年)
10 216  
18 令和元年度
(2019年)
7 131 延べ受講者
3,500名超
19 令和2年度
(2020年)
3 53 コロナ過により大幅減少
20 令和3年度
(2021年)
3 53 コロナ過により大幅減少
21 令和4年度
(2022年)
5 99  
22 令和5年度
(2023年)
6 93  
  合計 218 3,895  

受講者の業務別内訳

  令和5年度
(4月〜3月)
平成14年度〜
令和5年度累計
業種 受講者
数(名)
比率
(%)
受講者
数(名)
比率
(%)
商社・コンバーター 26 19.8 600 15.4
アパレル 27 20.6 552 14,2
百貨店・量販店
・専門店
18 13.7 1,579 40.5
検査・研究団体 17 13.0 312 8.0
糸・テキスタイル
製造
0 0 97 2.5
その他(学生含む) 43 32.8 755 19.4
合計 131 100.0 3,895 100.0
令和元年度実績と累計報告REPORTS

NPO法人尾州人材育成機構が運営する「尾州・テキスタイル・カレッジ」の令和元年度の受講者の実績がまとまりましたので、ご報告致します。
令和元年度は、7回開講し、受講者総数は131名でした。これにより平成14年の開講以来、受講者の延べ総数は3,597名となりました。

令和元年度の特徴は下記の点です。
令和元年は、5月1日に新年号「令和」に改元され、日本国中が新年号と新天皇・皇后両陛下のご即位に湧き上がりました。そうした背景を受け日本経済は、10月には消費税が8%から10%に上がり、若干の消費マイナスが有ったものの、株価も高値を付け、概ね堅調に推移致しました。
しかしながら、繊維・ファッションビジネス業界では、インターネットでのウェブ消費は伸びたものの、地方百貨店の相次ぐ閉店やアパレルのブランド力の低下など、前年に引き続き業界全体の環境は非常に厳しかったといえます。このような環境下、新規開拓を進め受講生確保に努力しました。しかしながら、定期講座は予定通り開講出来たものの、特別講座の減少により、売上は前年比で約80%になりました。
また令和元年年末から、中国武漢市から急速に広がった「新型コロナウィルス感染」が流行拡大し、世界的なパンデミックとなっています。日本でも「緊急事態宣言」が発出されている現在、令和2年度の「尾州・テキスタイル・カレッジ」の運営も、苦難必須の道のりとなっています。しかしながら、そんな環境下でも尾州・テキスタイル・カレッジのホームページをリニューアルし、攻めの姿勢を忘れず繊維業界への貢献を図ります。

1-業種別の実績では、「アパレル」が27名(20.6%)で、「商社・コンバーター」が26名(19.8%)、続いて「百貨店・量販店・専門店」の18名(13.7%)でした。商社・コンバーターでは、例年新入社員研修などを尾州・テキスタイル・カレッジで行ってもらっています。一方、繊維製品の検査機関の受講も多くなっていて、2団体から17名(13.0%)が受講してくれています。

2-地区別では、名岐地区(名古屋・岐阜)からが76名(58%)と最も多く、東京地区の45名(34.3%)を凌いでいます。この結果は、三越伊勢丹の特別講座の中止が大きく影響しています。

3-「尾州・テキスタイル・カレッジ」は、紡績・職布・編み・染色整理といった技術面を中心に素材知識を学び、「オリジナルな商品づくり」を志向しています。令和元年も尾州各企業のご協力で、充実した工場見学が出来ました。

年度別推移

回数 開催年度 開講数
(回)
受講者数
(名)
備考
1 平成14年
(2002年)
8 98 第1回開講
2 平成15年
(2003年)
11 131  
3 平成16年
(2004年)
12 184  
4 平成17年
(2005年)
13 157  
5 平成18年
(2006年)
14 209 NPO法人設立
6 平成19年
(2007年)
17 263 延べ受講者
1,000名超
7 平成20年
(2008年)
19 226  
8 平成21年
(2009年)
15 346  
9 平成22年
(2010年)
15 228  
10 平成23年
(2011年)
15 271 延べ受講者
2,000名超
11 平成24年
(2012年)
9 190  
12 平成25年
(2013年)
9 205  
13 平成26年
(2014年)
15 265  
14 平成27年
(2015年)
7 165  
15 平成28年
(2016年)
7 152 延べ受講者
3,000名超
16 平成29年
(2017年)
7 160  
17 平成30年
(2018年)
10 216  
18 令和元年度
(2019年)
7 131 延べ受講者
3,500名超
  合計 210 3,597  

受講者の業務別内訳

  令和元年度
(4月〜3月)
平成14年度〜
令和元年度累計
業種 受講者
数(名)
比率
(%)
受講者
数(名)
比率
(%)
商社・コンバーター 26 19.8 546 15.2
アパレル 27 20.6 500 13.9
百貨店・量販店
・専門店
18 13.7 1,533 42.6
検査・研究団体 17 13.0 301 8.4
糸・テキスタイル
製造
0 0 82 2.3
その他(学生含む) 43 32.8 635 17.6
合計 131 100.0 3,597 100.0

受講者地域別内訳

  令和元年度
(4月〜3月)
平成14年度〜
令和元年度累計
地域 受講者
数(名)
比率
(%)
受講者
数(名)
比率
(%)
東京地区 45 34.3 1,789 49.7
京阪神地区 9 6.9 335 9.3
名古屋・岐阜・尾州 76 58.0 1,355 37.7
海外 0 0 7 0.2
その他 1 0.8 111 3.1
合計 131 100.0 3,597 100.0
平成30年度実績と累計報告REPORTS

NPO法人尾州人材育成機構が運営する「尾州・テキスタイル・カレッジ」の平成30年度の受講者の実績がまとまりましたので、ご報告致します。
平成30年度は、10回開講し、受講者総数は216名でした。これにより平成14年の開講以来、受講者の延べ総数は3、466名となりました。
平成30年度の特徴は下記の点です。
平成30年の⽇本経済は、年末に株価の急落があったものの、概ね良好であり、サッカーのワールドカップでの⽇本代表チームの活躍、テニス界では、新星⼤坂なおみの全⽶オープン優勝なども話題となり、⼀般景気は良く、個⼈消費も堅調でした。
しかしながら、繊維・ファッションビジネス業界では、インターネットビジネスの好況が⽬⽴ったものの、業界全体の環境は⾮常に厳しかった。このような環境下でも、新規先の開拓による定期講座と特別講座の開講増加により、受講者数は前年よりわずかながら増加しました。

1-業種別の実績では、「アパレル」が80名(37%)で、「商社・コンバーター」が37名(17.1%)、続いて「百貨店・量販店・専門店」の31名(14.1%)でした。商社・コンバーターでは、新入社員研修などを尾州・テキスタイル・カレッジで行ってもらっています。また「百貨店・量販店・専門店」では、三越・伊勢丹㈱に17年連続で、継続受講して頂いています。

2-地域別の実績では、「名古屋・岐阜・尾州」が148名(68.5%)を占めました。これは、この地区のコンバーター・百貨店・学生の受講者が増えたためで、2年連続で、例年トップの東京を上回りました。

3-平成30年度も、見学先として岐阜毛工が運営する岐阜羽島の「マテリアルセンター」などを始め、各企業様のご協力を得ています。「尾州・テキスタイル・カレッジ」は、紡績・職布・編み・染色整理といった技術面を中心に素材知識を学び、「オリジナルな商品づくり」を志向しています。同様の目的で、尾州産地の10万点のサンプルが揃う「マテリアルセンター」や協力企業での研修は、尾州産地の理解とその活用に一層の充実が望めます。

4-2泊3日で行う定期講座だけでなく、1泊2日の特別講座が増えました。その実情に合わせて、新しいパンフレットには、今後益々力を入れてゆく特別講座のフォーマットを掲載しています。

年度別推移

回数 開催年度 開講数
(回)
受講者数
(名)
備考
1 平成14年
(2002年)
8 98 第1回開講
2 平成15年
(2003年)
11 131  
3 平成16年
(2004年)
12 184  
4 平成17年
(2005年)
13 157  
5 平成18年
(2006年)
14 209 NPO法人設立
6 平成19年
(2007年)
17 263 延べ受講者
1,000名超
7 平成20年
(2008年)
19 226  
8 平成21年
(2009年)
15 346  
9 平成22年
(2010年)
15 228  
10 平成23年
(2011年)
15 271 延べ受講者
2,000名超
11 平成24年
(2012年)
9 190  
12 平成25年
(2013年)
9 205  
13 平成26年
(2014年)
15 265  
14 平成27年
(2015年)
7 165  
15 平成28年
(2016年)
7 152 延べ受講者
3,000名超
16 平成29年
(2017年)
7 160  
17 平成30年
(2018年)
10 216  
  合計 203 3,466  

受講者の業務別内訳

  平成30年度 平成14年度〜
30年度累計
業種 受講者
数(名)
比率
(%)
受講者
数(名)
比率
(%)
商社・コンバーター 37 17.1 520 15.0
アパレル 80 37.0 473 13.7
百貨店・量販店
・専門店
31 14.4 1,515 43.7
検査・研究団体 26 12.0 284 8.2
糸・テキスタイル
製造
3 1.4 82 2.3
その他(学生含む) 39 18.1 592 17.1
合計 216 100.0 3,466 100.0

受講者地域別内訳

  平成30年度 平成14年度〜
30年度累計
地域 受講者
数(名)
比率
(%)
受講者
数(名)
比率
(%)
東京地区 55 25.5 1,744 50.3
京阪神地区 13 6.0 326 9.4
名古屋・岐阜・尾州 148 68.5 1,279 36.9
海外 0 0 7 0.2
その他 0 0 110 3.2
合計 216 100.0 3,466 100.0
平成29年度実績と累計報告REPORTS

NPO法人尾州人材育成機構が運営する「尾州・テキスタイル・カレッジ」の平成29年度の受講者の実績がまとまりましたので、ご報告致します。
平成29年度は、7回開講し、受講者総数は160名でした。これにより平成14年の開講以来、受講者の延べ総数は3,250名となりました。

平成29年度の特徴は下記の点です。
平成29年度の繊維・ファッションビジネス業界では、個人消費は前年に引き続き伸長せず、繊維・ファッションビジネス業界では、相次ぐ百貨店・量販店の店舗閉鎖、売上の低迷、インバウンド需要の減少、セレクトショップを含むアパレル各社の業績不振など、業界全体の環境は非常に厳しい状況でした。このような環境下でも、新規先の開拓による定期講座と特別講座の開講増加により、受講者数は前年よりわずかながら増加しました。

1-業種別の実績では、「商社・コンバーター」が58名(36.3%)、続いて「百貨店・量販店・専門店」の40名(25%)でした。商社・コンバーターが増えたのは、新入社員研修などを尾州・テキスタイル・カレッジで行っているからです。また「百貨店・量販店・専門店」では、三越・伊勢丹㈱に16年連続で、継続受講して頂いています。

2-域別の実績では、「名古屋・岐阜・尾州」が100名(62.5%)を占めました。これは、この地区のコンバーター・百貨店・学生の受講者が増えたためで、2年連続で、例年トップの東京を上回っています。

3-平成29年度は、新見学先として岐阜毛工が運営する岐阜羽島の「マテリアルセンター」を加えました。「尾州・テキスタイル・カレッジ」は、紡績・職布・編み・染色整理といった技術面を中心に素材知識を学び、「オリジナルな商品づくり」を志向してきました。同様の目的で、尾州産地の10万点のサンプルが揃う「マテリアルセンター」での研修は、ファッション性の一層の充実が望めます。

年度別推移

回数 開催年度 開講数
(回)
受講者数
(名)
備考
1 平成14年
(2002年)
8 98 第1回開講
2 平成15年
(2003年)
11 131  
3 平成16年
(2004年)
12 184  
4 平成17年
(2005年)
13 157  
5 平成18年
(2006年)
14 209 NPO法人設立
6 平成19年
(2007年)
17 263 延べ受講者
1,000名超
7 平成20年
(2008年)
19 226  
8 平成21年
(2009年)
15 346  
9 平成22年
(2010年)
15 228  
10 平成23年
(2011年)
15 271 延べ受講者
2,000名超
11 平成24年
(2012年)
9 190  
12 平成25年
(2013年)
9 205  
13 平成26年
(2014年)
15 265  
14 平成27年
(2015年)
7 165  
15 平成28年
(2016年)
7 152 延べ受講者
3,000名超
16 平成29年
(2017年)
7 160  
  合計 193 3,250  

受講者の業務別内訳

  平成29年度
(4月〜3月)
平成14年度〜
29年度累計
業種 受講者
数(名)
比率
(%)
受講者
数(名)
比率
(%)
商社・コンバーター 58 36.3 483 14.9
アパレル 5 3.1 393 12.1
百貨店・量販店
・専門店
40 25.0 1484 45.7
検査・研究団体 15 9.4 258 7.9
糸・テキスタイル
製造
2 1.2 79 2.4
その他(学生含む) 40 25.0 553 17.0
合計 160 100.0 3,250 100.0

受講者地域別内訳

  平成29年度 平成14年度〜
29年度累計
地域 受講者
数(名)
比率
(%)
受講者
数(名)
比率
(%)
東京地区 55 34.4 1,689 52.0
京阪神地区 5 3.1 313 9.6
名古屋・岐阜・尾州 100 62.5 1,131 34.8
海外 0 0 7 0.2
その他 0 0 110 3.4
合計 160 100.0 3,250 100.0
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